
15.OCT.2004 小野伸二に会いに行こう
くもり 18日目
あれは 間違いなく 一目惚れだった
初めて彼をテレビで見た時
何かが舞い降りて来て あたしの心は迸った
彼が結婚してると知った時
本気でショックを受け 落ち込んだ
そう、あれは間違いなく 恋だった

ペンと紙とカメラを用意し、たぶんこの旅の中で一番の化粧で顔をつくり(でも服はボロい)、いざ、ロッテルダムへ。
小野伸二は今、オランダのロッテルダムにホームを持つ、フェイエノールトで活躍中。
せっかくオランダにいるのだから、何としてでも彼を一目みたい。
料理人・大学生・あたしの3人で、アムステルダムから電車で1時間ほどのロッテルダムに向かった。
ロッテルダムは商業都市。
近代的であまりおもしろくない。
ロッテルダムの駅からバスに乗り、スタジアム・デカイプへ。
デカイプの横にある練習場へ行ってみると、、、
誰もいない。
おかしいな、今日は練習日のはずなのに。
そこにいた日本人2人に聞いてみる。
「あ〜、残念だね。今日はもう練習終わったんだよ」
がっくし。。。
「でも伸二は、こないだのオマーン戦から帰って来たばかりで時差ぼけらしく、今日は練習には出てなかったよ。」
そうか、そうだ!
W杯アジア一次予選突破を決めた、あの試合だ!
明日3時からまた練習があるという情報を仕入れ、デカイプのまわりをうろつく。
そして、なにかの雑誌に載っていた、小野伸二も立ち寄るというホットドック屋へ。
小さな露店で、カウンターにはフェイエの選手の写真とサインが飾ってある。
コロッケパンを食べながら、サイン入り特大写真の小野伸二に魅入っていると、
「伸二のファンなのかい?」
と、店のマスターがにんまり微笑んだ。
特別に、と、この店限定のフェイエノールト・ステッカーをくれた。
店を出て、バス停までの長い距離を3人でとぼとぼ歩く。
「明日も来ようよ!!だって、明日は絶対会えるんだよ〜〜〜!!!!」
伸二に会うまでは、オランダを出る事はできない!!!!
2人はあまり乗り気そうじゃなかったが、
たとえ1人でも、あたしは行く!!!
そう心に決めて、ちょっと虚しい心を押さえながらロッテルダムを後にした。
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