
21.OCT.2004 エゴン・シーレという画家

オーストリア生まれのナルシスト画家、エゴン・シーレの作品が展示されている、
ミュージアム・クウォーターへと出かけた。
エゴン・シーレは、風景画や性的描写の人物画、そして自画像の多さで有名。
少女をモデルに多数の性的表現の絵を描いていたが、「風紀良俗を乱す」という理由から住民に排斥され、ノイレングバッハでは拘留3日の判決を受けている。
戦争中も兵隊にかり出されたが、シーレの功績はすでに認められていたので、事務職などに就きながら、制作活動を続ける事ができた。
戦後、ヨーロッパで流行ったスペイン風邪ため、妻エディットが亡くなる。
その姿に怯えながら、同年、シーレも同じくスペイン風邪で亡くなった。
28歳。
同じ世紀末画家、クリムトと師弟関係のようなものにあった。
独特なフォルム、構図、モチーフの配置、画肌と、どれをとっても最高にかっこいい。
特に街や人のクロッキーなどを見ると、その感覚の鋭さ、捕らえ方など、とても勉強になる。
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の作者・荒木飛呂彦もシーレの影響を受けているといわれている。
『ぼくは思う。"現代的な"芸術などありはしない。
在るのはただ一つの芸術、永遠に続く芸術だけである』
このシーレの言葉を初めてみたとき、あたしの全身の毛が逆立った。
まさに まさに ・・・・。
あたしの中の何かが繋がった。
余談だが、あのヒトラーもシーレと同じ美大を受験している。
○リサメモ美術館○
●Egon Schiele 1890-1918 オーストリア
●Gustav Klimt 1862-1918 オーストリア
シーレの師でもあり、友でもあったといわれている。
性的モチーフを象徴的に扱い、装飾的な要素も加えられた美しい作品が多く、独自のシンボリスト・スタイルを築き上げる。
●Oskar Kokoschka 1886-1980 オーストリア
ウィーンを代表する世紀末画家の1人。かなり崩されたフォルムと大胆なタッチの作風。作曲家マーラー死後、残されたマーラー婦人と恋に落ちる。
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