
18.APR.2006 14歳の僧侶

町中の、少し高台にある小さな寺で、14歳の僧侶に出会った。
彼の名は、シントーン。
ラオスの北の村から出てきた、まだあどけない顔の少年。
彼の夢は、ラオスの首都ビエンチャンの大学で、英語の勉強をすること。
「読み終わった英語の本があれば、ぼくにくれませんか?」
独学で勉強した英語で、シントーンが言った。
ウドムサイまで一緒に来たイナがそれを持っていたので、みんなで宿まで戻った。

激しいスコールが止むのを待ちながら、部屋で世界地図を広げたり、
ラオスのガイドブックを見せながら、おしゃべり。
シントーンは、世界地図に興味津々。
ラオスが小さいこと
中国が大きいこと
タイからヨーロッパまで飛行機で半日で行ける事
色んなことに、驚いていた。
「今日はありがとう。リサの旅が良い旅になりますように。」
そう言いながら、シントーンは、仏像の彫刻が入ったチャームをあたしにくれた。
スコールは止み、イナがあげた英語の本を持って、彼は高台の寺に帰っていった。
軽快な足取りで、
その後姿は、とても嬉しそうだった。


17.APR.2006 ラオラーオの盃

Oudom Xay

ルアンナムターを目指すため、ルアンプラバンのバスターミナルへと向かった。
前日、旅行会社でルアンナムター行きのバスチケットを既に購入していて、あとはバスに乗るだけだった。
しかし、いくら待ってもルアンナムター行きのバスが来ない。
まぁ大抵は時刻通りには来ないので、のんびり待っていたのだが、
発車時刻から一時間経って、初めておかしい、と思い、ターミナルの窓口で尋ねてみた。
「ルアンナムター行きはもう出ました。次は昼過ぎです。」
旅行会社で買ったチケットの時刻は、8:30発。
しかし窓口で聞かされた時刻は、8:00発だった。
どうりでバスは来ないわけだ。
クレームをつけるために、すぐに街中の旅行会社に戻った。
昼過ぎにルアンプラバンを出ると、ルアンナムターに到着するのは夜遅くなってしまう。
行き先をルアンナムターまでの途中にある、ウドムサイという町に変更し、ルアンプラバンを出た。

ウドムサイは、特に何かがあるという町ではない。
静かな、田舎町。
ここでも色んな場所で、お正月のお祝いをやっていた。
色んな家から、ラオスの演歌みたいな曲が聞こえてくる。
そのうちの一軒を、覗いてみた。
外で20人くらいの若者たちが、踊りながらラオスの焼酎ラオラーオを回し飲みしている。
1人が、あたしたちに気が付いた。
そしてラオラーオの入ったショットグラスを、飲め飲め、と差し出した。
一気に飲み干すと拍手が鳴り、一緒に踊ろう、と手を引っ張り、あたしたちを踊りの輪に入れてくれた。
音に合わせてみんなで踊る。
集会所のような建物の中では、ラーメンが用意されていた。
食え食え、と言われ、ごちそうになる。
みんな中に集まってきて、興味津々にあたしたちに質問し始めた。
1人が、日本語で自分の名前を書いてくれ、と腕を差し出した。
すると、自分も自分も、とまわりの子たちも次々腕を差し出した。
「唯」
「詩音」
「美安」
など、
様々な漢字を書いてあげた。
彼らはとても嬉しそうに、見せあいこしていた。
可愛いラオスの子たち。
たくさん踊って、ラオラーオがだいぶ回ってきた頃、
あたしたちはお礼を言って、その場を去った。
みんな握手で、「コープチャイ!(ありがとう)」と言ってくれた。
ほろ酔いのあたしたちは、彼らに教えてもらった踊りを踊りながら、宿までの道を歩いた。
とても楽しい、ラオラーオの盃だった。


16.APR.2006
メコン川のほとり#ピーマイラーオ

もう水はいらない・・・
銀行に行くにも、
郵便局に行くにも、
外に出たらとにかく水をかけられる。
日に日にラオス人たちはエキサイトしてゆく。
薄黄色い水や、薄黒い水・・・
明らかに何か混入されている。
水かけ合戦を避けるように、メコン川のほとりに降りた。

メコンのほとりで、川辺の砂で山を作っている人たちを見つけた。
お邪魔して、一緒に作らせてもらうことに。
上の写真の真ん中の三角は山ではなく、寺なのだそうだ。
恐らく家族だろうと思うのだが、みんなで寺を作り、上から小麦粉を溶いた水をかけ、真ん中に干支が描かれた正月の旗を立てる。
それから歌を歌いながら、籠に入った小鳥を空に放つ。
そしてお祈りをする。
お正月の儀式なのだろう。
他の場所でも寺を作っている家族を見かけた。

お正月でもルアンプラバンのナイトマーケットは、遅くまで賑わう。
観光客が一番訪れる時期なので、露店のおばちゃんたちにも気合が見られる。
アクセサリー、
骨董品、
民族衣装など。
中でもラオスの伝統織物シンを扱う店が多い。
とても綺麗な布で、タイの柄とはまた異なる。
大抵は巻きスカートになっていて、柄は自然をモチーフにしているものが多い。
多くのシンの中で、気になる柄を発見した。
ゴージャスな柄なので、他のシンよりも高い。
一度は通り過ぎるも、やっぱり気になり、
粘るおばちゃんと交渉を続け、シンの巻きスカートを購入。
アジアン雑貨が大好きなあたしには、ナイトマーケットはとても危険な場所。
この先あたしの荷物が増えていくことは、言うまでもない。

15.APR.2006
パレード#ピーマイラーオ

ピーマイラーオのパレードが始まった。
ラオス一の大きなパレードが行われるルアンプラバン。
この日のために、いろんな国から観光客が押し寄せる。


子供たちの衣装がかわいい。
ラオスの伝統織物シンのスカートをはいている。

日本でいう、獅子舞みたいなもんかな?

お坊さんたちの行進もあります。
年配の人たちがお坊さんに、お辞儀をしながら水をかける。
水かけは、おめでたい行事。

今年のミス・ラオスに選ばれたラッキーガール。
誰よりも高い位置で、美しい笑みを観衆に振りまく。
近づいてみましょー

う つ く し い ・ ・ ・

おまけ
はしゃいでいる あたしです。

14.APR.2006
水かけ祭#ピーマイラーオ

ラオスの旧正月、ピーマイラーオが始まった。
朝早くから、歓声が聞こえる。
水をかけあっているのだ。
この時期、例え観光客でも、容赦ない。
道を歩いてると、右、左、前、後から、大量の水が降ってくる。
水鉄砲なんて可愛いもんだ。
桶やバケツを構え、通行人を待ち構えている。
もはや濡れずに歩くことは、不可能だ。
この時期は、ラオスで一番暑い時。
濡れても2,3時間ですぐ乾く。
乾いても、また水かけられて濡れるんだけど。

一番強いソルジャーは、子どもたち。
手加減というものを 知らない。

水を溜めたポリバケツを積んだトラックが、行き交う。
トラックで走りながらそこら中に水をかけるという、最強布陣。
お揃いの上着を着てトラックに乗っているチームが多く、
広島の暴走族を思い出させる。
”チーム○×△”ってどこかに書いてありそう。

内一台を、ヒッチハイク。
ジャーイという女の子と仲良くなり、葉っぱに包んだ焼きそばのような手作り弁当をもらいながら、ビールもらいながら、水かけに参戦した。
人に水をかけるのが、こんなに楽しいことだったとは。
久々に、心からはしゃいだ。
もう、パンツの中までぐっちょり。
夜、急激にお腹が痛くなり、
這うように、日本人宿に泊まっている友達のところまで、薬を貰いに行った。
一日中水浴びしてたので、お腹が冷えたのかも。
ちょっと はしゃぎすぎちゃったかしらん。
