リサタビ列車

−絵描きバックパッカー・リサリサの、旅は、まだまだ続く−

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20.NOV.04 グラン・バザール



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旧市街の中に、とても大きな市場がある。

たくさんの雑貨の店が並ぶ、グラン・バザール
トルコの民族衣装、アクセサリー、ベリーダンスの衣装、などなど。



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ヨーロッパでの衝動買いは、極力避けていたわたし。
しかし、グラン・バザールには、自分好みなものが、いっぱい。

ここで一気に、これまでの我慢してきた物欲が、爆発。

買うつもりもなかった日本へのお土産を、買い始めた。


客引きが、やる気のあるやつ、ないやつにはっきり分かれていて、おもしろい。

英語がしゃべれる客引きは、とっても強き。
ガシガシ観光客を捕まえては、値段の交渉を、始める。

英語がしゃべれない客引きは、ちょっと尻込み。
弱気な声で、
「Hello, Hello,,,,how much,,,」

小学生くらいの、小さな客引きも、たくさんいる。


トルコの商売人は、英語が堪能な人が、とても多い。
そしてさらに、日本語が話せれば、
イスタンブールで商売をするには、とても有利なのだ。


***
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トルコ人は、とてもフレンドリー。

洗濯屋の、ブルハンさん、
従業員の、トルコ人たち、
そして、同じ宿に泊まっているイタリアからの留学生のニーナと、そのママ。

みんなとっても面白い。

洗濯屋のブルハンさんは、埼玉の大宮駅前で、ケバブを売っていたことがあるらしく、
日本語がとっても上手。

洗濯物がなくても、洗濯屋に遊びに行き、
ビールや、乳白色のフルーティで強いトルコのお酒・ラクをご馳走になりながら、
何時間も居座る。


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ママとレシット

宿の台所で、トマトスパゲッティを作ろうとしていたら、
見るに見兼ねたのか、
イタリア人のニーナとママが、

「向こうで待ってなさい!」

と、わたしが持っていた食材で、パスタを作り始めた。

大人しく、リビングで、待つことに。
美味しそうな匂いが、宿の中に、広がる。


とても美味しく、家庭的な、
パスタを食べた。





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Nina, Color pencil

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18.NOV.04 ブルーモスク



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旧市街に、大きなイスラム教のモスク、ブルーモスクがある。

観光客や客引きも多い。

笛売りのおじさんがいた。
とても楽しい音を出しながら、ニコニコ吹くおじさんの顔が好きで、
一本、竹で出来た縦笛を買う。



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変なおじさんと出逢った。

「タダでガイドをしてあげる!その代わり、あとで僕のショップに遊びにきてね!」

と、勝手にガイドらしきことをし始めた。

まぁ いいか、
いたほうが分かりやすいかもしれない。

ブルーモスクの中で、いろいろ説明してくれたのだが、
しかし専門用語が多く、半分くらいしか聞き取れなかった。






ブルーモスクを出て、雑貨屋が並ぶ通りへ行ってみた。

「僕の店は、あそこなんだ!」

がんばるおじさん。
じゃ、ちょっとだけ、見に行くよ。

おじさんちは、絨毯屋。
とても綺麗な、ペルシャ絨毯。

チャイをご馳走になりながら、店の中を一通り見る。

もちろんあたしに買えるものはなく、
見るだけ見させてもらい、
チャイを飲み干し、外へ出る。


「今日は楽しかったよ。出逢った記念に、これをあげる」

目玉の模様が入った、小さなガラスの、ブローチ。

「魔除けの意味があるんだよ」

おじさんはそう言いながら、あたしの胸元に、つけてくれた。

じゃあね、おじさん、

来た雑貨通りを再び帰る。

おじさんも、あたしみたいな風貌の人より、
もっとお金持ってそうな人、捕まえればいいのにね。



新たに移った宿・パリスホステルは、雰囲気がとてもよく、
スタッフのトルコ人たちも、とってもフレンドリー。

この宿が、楽しい楽しいトルコでの日々の、始まりだった。





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17.NOV.04 トルコ入国







ギリシャを出発し、
バスに揺られ揺られ トルコまで。


窓の外は、荒野が続く。
木もなにもない、赤茶色の 大地。

ボーダーから2時間くらいで、パステル調の家々が並び始める。
ヨーロッパでは記憶に無い、建物のカタチ。

乗客たちと、旅中に覚えたチェスをしながら、イスタンブール到着を待つ。


ギリシャのアテネから、バスで約22時間。
ほぼ まる一日かけて、トルコのイスタンブールに到着した。


アテネでは、まだ夏の格好の人たちをたくさん見たが、
イスタンブールは、かなり寒い。

バックから上着を取り出し、安宿がたくさんある旧市街へと向かった。



イスタンブール旧市街に、有名な日本人宿がある。
おもにアジアからの長旅の日本人旅行者が、そこに沈没している。

宿のドアを開けると、
狭いロビーに日本人がたくさん集まり、
会話なくひたすらマンガを読んでいる姿が、目に入ってきた。

もっさ〜〜〜〜〜〜・・・・とした空気が、流れている。


ここは、ちょっと、イヤだなぁ


3人一致で、別の宿を探す。



近場に、カラフルで小奇麗なユースホステルを発見した。
トリプルで、一人7ユーロ。

やはりヨーロッパから比べれば、物価がぐっと下がるのだが、
もう少し安い宿に泊まりたい。

しかし、寝たのか寝てないのかよくわからない、長距離バス移動。
体はかなり疲れている。

宿探しは明日にしよう、

とりあえずここに宿を取り、
各々寝床についた。


夜中、一人が熱を出した。

そろそろ旅の疲れが、体に現れてくる時期かもしれない。







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16.NOV.04 ゼウス神殿



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ゼウス神殿は、ほとんど形が残っていなかった。


柱だけが現代まで、辛うじて残っている。

その景色は、パルテノン神殿のようにゴージャスではなく、
静かに、時が経っていることを、告げる。



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パルテノン神殿の近くに、劇場の遺跡がある。


古代ギリシャのディオニュソス神殿のうしろに、
現代のアテネの街が見える。

古代と現代が、たくさん同居する。

アテネは、新しいのか、古いのか、


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街には、猫と犬が、いっぱい。
そういえば、アテネオリンピックの時、
野良犬、野良猫が、問題になったんだっけ。


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この時期、海が大荒れで、

ギリシャの島を回るつもりだったあたしの予定は、
全く立たなくなった。


ギリシャで再会した大学生が、これからトルコへ向かうという。


トルコ、おもしろそうだねぇ?


今回トルコ行きは全く考えてなかったのだけど、
地中海の島々は、また次回、いい時に行くことにして。


26才以下は20%割引になる、スチューデントチケットを買って、

大学生、バイク屋、あたし。

トルコのイスタンブール行きの夜行バスに乗り、
アテネの街を後にした。





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